小熊孝誠が初優勝!
マスタークラスは水越健太が3連勝!!
■2025年8月10日 ■鈴鹿サーキット南コース(三重県) ■曇り時々雨 ■参加台数:14台

ROK SHIFTER CUP 鈴鹿シリーズの第3戦は、お盆恒例開催。Rokスーパーファイナルへの日本代表をかけたポイント争いもいよいよ佳境へと入ってきた。今回は酷暑の影響もあってかややエントリーが少なくなり14台が出場。日曜日は朝から弱い雨が断続的に降り路面は濡れては乾くを繰り返す。予選まではドライタイヤ、決勝ではタイヤが混在するレースとなった。
QUALIFYING PRACTICE / QUALIFICATION HEAT
タイムトライアル/予選ヒート
タイムトライアルでは伊藤聖七がトップタイムをマーク。2番手に小熊孝誠が続き、3番手水越健太、4番手岡本孝之とマスター勢が2列目を占める。10周の予選ヒートでは、小熊がスタートで失敗し大きく順位を下げる一方、前回優勝の東拓志が7番手から2番手までジャンプアップする。先頭は伊藤が守り切りフィニッシュ。決勝のPPを獲得する。






FINAL
決勝ヒート
決勝では東が好スタートで伊藤を抑えトップでオープニングラップを戻ってくる。そのまま東、伊藤、水越のオーダーで周回を重ねるが、割って入ったのが小熊。水越をかわすと3番手に浮上する。伊藤は東に仕掛けトップに浮上。東もしっかりとマークし、レースは終盤に入っていく。残り2周を切ったS字で、東が伊藤と接触。東はその場でリタイア、伊藤は踏ん張ったものの順位を下げてしまい、トップは小熊となる。小熊は水越を従えながら残り周回を走り切りチェッカー。Rok初優勝を飾った。2位、3位にはマスタークラスの水越、佐藤奨二が入った。



優勝 小熊孝誠 コメント
「嬉しいです。全部チームのおかげだと思うので、感謝しています。予選はスタートをミスしてしまいましたが、決勝は集中して自分の走りでレースを終えられたので良かったです」

2位 水越健太 (MASTER) コメント
「ラッキーがあって2位になりましたけど、優勝も狙えそうな勢いはあったので悔しいレースでした。日本代表を獲得できるように、次のレースも気を引き締めて頑張ります」

3位 佐藤奨二 (MASTER) コメント
「展開に恵まれました。カートも調子はよかったです。この路面にドライビングも合わせられたので、その点でも良かったです。夏の路面は苦手でしたが、いい方向性は見つかったので、月末のGPRでも調子を合わせていきたいと思います」


MASTER 3位 岡本孝之 コメント
「キャブレターの調子が悪くてだましだまし走っていたのですが、やはり雨がらみとなると難しいです。昨日、夜なべしてシートポジションを変えたらキャブ以外は良くなったので、少しやる気になっていました。良かったです」