サーキットでカートを走らせる時は、レースでもスポーツ走行でも『ライセンス』が必要になる。これはレンタルカートを除き、ほとんどのサーキットで共通のこと。ならば、ライセンス取得をカートの第一歩にするのも悪くない手だ。

JAFカートライセンス

レーシングカートのドライバーズライセンスは、日本自動車連盟(JAF)が発行する『JAFカートライセンス』で、8歳から取得することができる。これはライセンス講習会を受講して取得するもので、講習の内容は“速く走る知識”ではなく“安全に走る知識”がメイン。座学と実技からなる講習会は1日で終了(座学と実技を別日に行なう場合もある)。講義をちゃんと聞き、講師の指示を守って走行すればほぼ全員が合格するので、構える必要はない。ただし、JAFのカートライセンスにはドライバー用の他にオフィシャル用のものもあるので、間違えてそちらを受講しないようご注意を。

SLメンバーズカード

レーシングカートにはもうひとつ、俗に『SLライセンス』と呼ばれるものがある。正式名称は『SLメンバーズカード』で、こちらは当該年度小学2年生(現在小学2年生の人か、その年のうちに小学2年生になる人)から取得できる。これは厳密にいうとライセンスではなく、ヤマハが母体となるSLカートスポーツ機構(SLO)の会員証で、日本でもっともポピュラーなローカルカートレース“SLカートミーティング”の出場資格となるものだ。ただし、カート界ではSLメンバーズカードもライセンスに準ずるものと認められていて、ほとんどのカートコースでスポーツ走行の際の資格証明書になる。こちらの取得も“SLカートスクール”と呼ばれる講習会を受講するのだが、その内容はJAFカートライセンスの講習会とほぼ同じ。JAF/SLの両ライセンスを同時に取得できる講習会もある。

各々のライセンス講習会は各地のカートコースやカートショップで不定期に開催されている。開催日/会場は最寄りのカートコース・ショップにたずねてみるか、ネットで「カートライセンス講習会」「SLカートスクール」などと検索して調べてみよう。