Rokスーパーファイナルへ日本代表決定!

■2025年9月7日 ■鈴鹿サーキット南コース(三重県) ■晴れ ■参加台数:17台

 ROK SHIFTER CUP鈴鹿シリーズの第4戦は、9月7日に開催された。この大会終了時点のランキングにより、鈴鹿シリーズからRokスーパーファイナルへと出場する代表選手が決まることとなる。すでにAUTOBACS GPRシリーズに併催されているシリーズでは、伊藤聖七が日本代表権を獲得しているが、鈴鹿シリーズでは誰が手にするのか。

大会前のランキングでは、今季から35歳以上のMaster登録となった水越健太がランキングトップ。それを僅差で井上隆太が追い、ランキング9位までが逆転の可能性を持っている。伊藤も11ポイント差のランキング5位につけ2冠を狙う状況だ。 前回は雨まじりの天候となったが、今回は安定した晴天となり、まだまだ厳しい残暑に見舞われた。

QUALIFYING PRACTICE / QUALIFICATION HEAT

タイムトライアル/予選ヒート

 タイムトライアルでは伊藤がトップタイムをマーク。2番手に小熊孝誠が続き、3番手にランキングトップの水越が続く。予選ヒートではPP伊藤がクラッチトラブルもありエンジンストールとなり、大きく遅れてスタート。そのままピットに戻りリタイアとなる。トップは小熊、水越、中里龍昇らの戦いとなるが、最後は小熊が抜け出しトップチェッカー。決勝のPPを獲得した。

伊藤聖七

小熊孝誠
水越健太
中里龍昇

FINAL

決勝ヒート

 決勝でも水越、小熊、中里、さらに岡本孝之らがトップグループを形成し周回を重ねていく。トップに出た小熊が順調に後続を引き離す一方、水越、岡本はペースが上がらず後退。かわって井上隆太が上位に進出してくる。さらに、その後方からは結果的にタイヤ温存ができていた伊藤が追い上げ、井上、中里をパス。トップの小熊に迫っていく。しかし、最終盤になると伊藤の勢いにも陰りが出始め、小熊がトップをキープしたままチェッカー。前回に続く連勝を獲得した。2位に伊藤、3位は繰り上がりで井上が獲得。4位に入った水越がランキングトップを堅持し、スーパーファイナル出場権を獲得した。

ROK SHIFTER 表彰式

優勝 小熊孝誠 コメント

「自分としてもスタートが上手く行って先頭でずっと走っていて、自分の走りをずっとできたので良かったなと思います。最終戦へは、同じように準備して、また勝つために臨みたいと思います」

2位 伊藤聖七 コメント

「予選でトラブルが大きかったです。次は最終戦なので1回は優勝したいので、ミスなくレースを終えたいです」

3位 井上隆太 コメント

「予選がだいぶ響きました。ペースは合ったんですけどスタートをミスって、結局6番までしか追い上げられなくて、決勝も追い上げたんですけど後半のペースがあと一歩足りずに4位ゴールでした。実力不足って感じでした。また頑張ります」

MASTER 表彰式

MASTER 優勝 水越健太 コメント

「前半はペースが良かったのですが中盤以降はペースが悪くて守りのレースになってしまいました。なんとかマスターの優勝とスーパーファイナル出場権を獲得することができたので、嬉しいです。スーパーファイナルは2回目で前回は苦労したので、その時のことを思い出しながら、トレーニングして悔いのないようなレースをしたいと思います」

MASTER 2位 岡本孝之 コメント

「むちゃくちゃ悔しいです。ちょっといけるかなと思ったんですけど。やっぱり若い子たちにコンマ2足りないので、それを見つけてきたいと思っているんですけど、なかなか最後が詰まらないですね。精進して出直したいと思います」

MASTER 3位 川口共水 コメント

「なんで3位なの?状況がよくわからないので、動画見て確認します(笑)」