井出七星翔＆東拓志が優勝を分け合う
マスターは岡本孝之が連勝!!

2024 ROK SHIFTER CUP 第3戦／第4戦

■2024年3月3日　■鈴鹿サーキット南コース（三重県）　■晴れ（ドライ）　■参加台数：第3戦 14台／第4戦 14台　■写真　野崎泰佑

　ROK SHIFTER CUP鈴鹿シリーズの2023-2024シーズン第３戦・第４戦が、3月3日に鈴鹿サーキット南コースで開催された。
　昨年末に開幕した新シリーズだが、年が明け勢力図がどう変化したかも注目される。
　今回は、総勢14台がエントリー。そのうち7台がマスタークラスとなる。
　タイムトライアルでは、マスタークラスの佐藤奨二がオーバーオールでトップタイムをマークし、予選のPPを獲得。2位に新星の井出七星翔、3位には今大会が学生として最後のレースとなる保下聡一朗と続いた。

Round 3

（10LAPS）

　10周と周回数も少なく、スタートが重要となる第3戦。そのスタートを決めたのが井出、保下、さらには6番グリッドの岡本孝之が上位に進出。一方、スタートをミスした佐藤は集団に飲み込まれ、さらにはオープニングラップのクランク先でコースアウトと戦列から離れてしまう。
　トップに立った井出は、快調なペースで周回を重ねると保下を従えながらも順調に周回を消化。最後までトップを守り優勝を飾った。2位は僅差で保下、終盤まで続いた3番手争いはマスタークラスの岡本が東拓志の追撃を押さえきり総合3位でチェッカー。同時にクラス優勝を飾った。

https://youtu.be/69Wu37pMYhk

Round 3 Result

ROK SHIFTERクラス上位入賞者– Round 3

優勝
井出七星翔選手

コメント：
TTでは位置取りをミスしてしまい、本当はトップを獲りたかったのですが、獲れなかったので、レースは絶対に1周目で抜いてやろうと。ここのコースは、ROKなら2番スタートが有利なので、スタートを決めてあとは逃げるだけかなと思っていました。

2位
保下聡一朗選手

コメント：
学生最後のレースなので楽しもうと思って臨んで、全力で楽しめたので個人的には満足しています。井出選手が速いですが、スタートで前に出ることが出来れば勝てるかなと思います。

3位
東拓志選手

コメント：
TTからいうと、そんなに悪くなかったんですけど、帰ってきたら良くない順位だったので、小変更だけで終わらせて他と比較して臨みました。スタートは無難に決め、前が序盤のペースが良くなかったので引っかからずにイケました。ただ初めに離れた分が最後まで響いた感じです。もう一発ないと、抜けるところまで行かないのでセットを探していこうと思います。

MASTERクラス上位入賞者 – Round 3

優勝
岡本孝之選手

コメント：
スタートだけでしたね、いつものことながら。最初の3周くらいで久しぶりにトップ走れるなと思っていたら、若い子たちが抜けていったのでキツイなって。いつもは後半落ちていくので、次はいつもと違うセッティングをして後半勝負できるようにしたいと思います。

2位
小林弘直選手

コメント：
自分的には納得いかないレースでした。1番で帰ってきたかったですね。次のレースは頑張って1番獲れるように、がんばります。

3位
中土和徳選手

コメント：
3位？　本当ですか!?　疲れました。スタートが上手くいたので、そのおかげでした。スタートでいくつか挽回できたので、次もこの調子でがんばります。

Round 4

（16LAPS）

　16周の第4戦決勝。ここでは保下が好スタート。東、井出と続くが、まずは東がトップを奪い、後続を従えながらレースを進めていく。東、保下、井出、岡本の4台が連なるようにトップグループを形成し、周回を重ねていくものの順位の変動は無く、東がトップをキープする。保下も終盤まで東にくらいついが、東は最後まで逃げ切り優勝。2位に保下、3位井出と入り、岡本が総合4位でクラス連勝を達成した。