東拓志が復活優勝!
マスタークラスは水越健太が連勝!!
■2025年6月22日 ■鈴鹿サーキット南コース(三重県) ■晴れ(ドライ) ■参加台数:17台

ROK SHIFTER CUP鈴鹿シリーズの第2戦は、開幕戦から約3ヶ月のインターバルを空けた6月22日に開催された。梅雨だというのに、もはや真夏と同じような陽気に見舞われた鈴鹿サーキット。この日も、朝から気温が上昇し、Rokが決勝を迎える午後には気温も30度に迫る厳しい条件でのレースとなった。今大会、開幕戦で優勝した井出七星翔は欠場となったものの17人がエントリー。そのうち、8人がマスタークラス登録となる。
QUALIFYING PRACTICE / QUALIFICATION HEAT
タイムトライアル/予選ヒート
タイムトライアルでは、小熊孝誠がトップタイムをマーク。2番手には規定により今季からマスタークラス登録となった水越健太、3番手に今大会がデビューレースとなる大和田夢翔が続く。10周で行われた予選ヒートでは小熊が序盤のクラッシュにより姿を消し、さらに開幕戦で表彰台に立っていた伊藤聖七もマシンを損傷しそのままリタイアとなる。トップは水越が守るが、そこに東拓志が接近し、逆転。このヒートをトップチェッカーとし、決勝PPを獲得した。






FINAL
決勝ヒート
16周の決勝ヒート。まず好スタートを決めた東がトップをキープ。それを水越、今回復帰してきた保下聡一朗らが追い、さらに最後尾からスタートした伊藤もトップに迫っていく。終盤に入ると、東、伊藤、中里龍昇、保下らがトップグループを形成し、順位を入れ替えていく。それでもトップは東がキープ。最終盤には中里が東に迫っていくが、仕掛ける距離までには至らず、逃げ切った東が今季初優勝を飾った。2位に中里、3位に伊藤が続き、総合トップ争いも見せていた水越が、総合4位でマスタークラス2連勝を飾った。



優勝 東拓志 コメント
「TTは良くなかったですが、自分が失敗して6番だったので、予選はなんとかなるかなと。予選は追いついてもうまく抜けなかったですね。真夏で体力も厳しくて、早く勝負しないといけないのはわかっていたのですが、なかなか抜けませんでした。決勝はスタートを決めて自分の走りに集中してという感じで考えていました。スタートは良かったのですが、後ろを見たら伊藤選手がいて、これはヤバいと。最後はブロックしていました。反省点もあるのですが、なんとか勝てました」

2位 中里龍昇 コメント
「あと1周あれば追いついたと思います。練習から調子が良かったのですが、TTでは自分のミスがあり、8番スタートになってしまいました。予選も、それで焦ってスタートミスしたり、色々ありました。でも、決勝は頑張って2位を獲れたので良かったです」

3位 伊藤聖七 コメント
「練習から良くはなかったですが、まずまずのタイムで走れていて、予選でクラッシュはしてしまいましたが、決勝はスタートからペースも悪くなく、なんとか入賞もできたので良かったと思います」


MASTER 優勝 水越健太 コメント
「東選手もベテランなのでなかなかミスもなく、先にこっちの体力とタイヤが万事休すでした。練習と体力づくりを頑張って、次回に挑みたいと思います」

MASTER 2位 岡本孝之 コメント
「もうちょっと行きたかったですね、若い子たちにやられちゃいました。多分体力は大丈夫なんですが、ラップタイムをあとコンマ2秒、どこからか見つけてきたいです。一所懸命、頭を使ってきます」

MASTER 3位 西野武志 コメント
久々でした、マシンが良くなったので、これでやっとスタートラインに立てた感じです。次からは、もうちょっとトレーニングして頑張りたいと思います。