2020 ROK SHIFTER CUP 開幕ラウンドは堀尾風允がパーフェクトウィン

6段変速装置を備えた『VORTEX ROK SHIFTER』エンジンのワンメイクレース、『ROK SHIFTER CUP』。その2020シリーズが2019年12月8日(日)、快晴の三重県・鈴鹿サーキット国際南コースで幕を開けた。
今大会から2020年8月末までに渡って行なわれる2020シリーズは、全5大会10戦で構成される。各大会は今季も2レース制で実施。ただし、今季は全5大会のうち上位4大会の獲得ポイントでシリーズランキングを決する有効得点制が採用された。この最終ランキングの上位2名と35歳以上の“マスタークラス”最上位1名が、2020年秋にイタリアで行なわれるROK CUPの世界大会『ROK SUPERFINAL』の招待選手となる。
レースは堀尾風允選手(TAKAGI PLANNING)がタイムトライアル、第1戦、第2戦の全てでトップをキープし、開幕ラウンドでパーフェクトウィンを成し遂げた。

堀尾風允
堀尾風允

レース後、堀尾選手は「パーフェクトウィンは狙っていました、完全に。東選手とは2年前にも一緒にレースをしていて、スタートが上手いことは分かっていたので、もし先行されてもすぐに抜き返す展開をイメージしてレースに臨みました。後半になるとタイヤがキツくなって抜くことも難しくなるので、早めに抜き返そうと思ったんです。安全なところまで逃げてからは、途中で試したかった走り方にもトライして、気持ちのいいレースができました」と喜びを爆発させた。